totono repair blog

現場で気づいた洗面所ドアの傷を リペア|ユニットバス搬入時のトラブル対応

ユニットバスの資材搬入時に洗面所入り口の親扉が傷つくトラブル。現場調査時に扉の外し方を伝えておけば防げたかもしれない気づきと、報告がないまま進んだ現場での対応をまとめました。できる範囲で補修した実例をご紹介します。

現場で気づいた洗面所ドアの傷をリペア|
ユニットバス搬入時のトラブル対応

リフォーム現場では、さまざまな業者さんが出入りし、それぞれの作業が進められます。

今回の現場でもユニットバスの資材搬入中に思わぬトラブルが起こりました。

洗面所の親子扉、その中でも親扉の側面と正面に傷がついてしまいました。

原因は、ユニットバスの資材搬入時に親扉にぶつけてしまったこと。特に側面には割れを伴う凹み傷ができてしまい、正面にも擦り傷が残る状態でした。
当日は私は他の現場に入っており、現場には不在でした。

ユニットバス組立業者から傷についての報告はなく、作業はそのまま進行。
現場に戻ったのは工事も終盤に差し掛かったタイミングでした。そのときに扉の傷に気づきました。

お客様に状況を説明し、できる範囲で補修を行
わせていただきました。

まずは側面の割れと凹みを成形して表面を整え、次に正面の傷も処理。
木目調の扉だったため、色合わせや質感の再現は難しい部分もありましたが、違和感を抑える仕上がりにできたと思います。



Before → after
扉側面と正面の傷の様子
今回のようなケースでは、やはり事前の確認が大切だと痛感しました。
ユニットバス組立の前に現場調査があり、その際に「扉の外し方」などをきちんと伝えておけば、今回のような傷は防げたかもしれません。

事前の準備不足、現場間でのコミュニケーション不足が重なると、こうした小さなトラブルが発生してしまいます。

リペアでカバーできる部分はあるものの、防げるトラブルは未然に防ぐ意識が何より重要です。
今回の経験を活かし、今後は事前の現場確認の精度を上げることはもちろん、関係業者さんとの情報共有もより丁寧に行っていこうと考えています。